「シ・マムタ水守り論壇」

水惑星・地球、その青い球体の海洋に浮かぶ日本列島。
その国土を守る水、その水を守る人々。
連なる山紫水明の島々の四季。その風土に育った固有の伝統。
なかでも、水と稲を奉る年中行事の守り手である農民たち。
自然と生活のリンクする、そのリサイクル・システムを守る者たち。
自然としての国土、文化としての風土を育て守ってきたのは、伝統的な家族経営農家群。
わたしたち瑞穂のくにの歴史は、
自然と共に呼吸しながら、生業としての「農」を営む小規模零細農家によってつくられて来ている。
その自負と矜持と、そこからの展望をこれからも共有したい。

2010年03月31日(水)

世間虚仮  [時評ー宇久]

 市場経済合理主義の崩壊とともに、効率至上主義はもうすでに過ぎ去っている。

 それらのもたらせた惨憺たる世情。倫理の喪失。

 
 人類にも、この青い星にも崩壊の危機が迫っている。

 そこから脱出する狭き門はどこにあるのか。


 人々は、政局のドラマに国家の目を眩まされてはならない。

 政治と市民を結ぶ架け橋は、すでに足場を失っているのに。

 バーチャルな映像のなかで演じられる幻想にすぎないのに。


 いつしか真実というものは見当たらなくなってしまった。

 まさに「政治の終わり」だ。

 では、そこから出直すべき「政治の始まり」はどうか。

 深い濃い霧で、先が見えない。

 経済的にも精神的にも不況の渦に巻き込まれ空転するばかりだ。

 マスメディアの質の低下も目に余る。
 
 特にNHKのテレビは、自身のコマーシャルにあふれ、これでもあか

式の映像は、民間放送よりひどい。経営陣の入れ替えでか、低俗で、以

前の公共放送の格調の高さは喪失し、低俗になってしまった。分かった

風な、映像電波に乗っかった、よりバーチャル次元でしかないのに、そ

の厚かましい無神経さが目について仕方ない。

 今日の党首討論の、国会中継には、野党党首の隣に腹を突き出して居

座り、睨み、ヤジる無品格な国会議員の姿があった。

 ともかく、愚にもつかないパプリック・サーバントに多額な国民の税

金が注がれっぱなしだ。 


 もともと「世間虚仮」ではあるが、近年、とみに正常さが消え、一般

的に平衡感覚は鈍ってしまった。

 何を再生させるべきか。

 何がこれから始まろうしているのか。

 そこには、失われし何十年かが横たわる。

 それが障碍となって展望が開けない。

 せめて「もっと政治は謙虚で、清貧たれ」と心底思う。


 

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Posted by ichikawa at 16時55分   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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